生活の詩のようであり、社会への書簡のようなもの。

生あたたかい血の通ったcontributionを、貴方と、アフリカと、そしてわたし自身に優しく美しく届けれるようになりたい。

ヒヲツムグ_20181217

ここ2週間くらい、絶望の中にいた。

自分が何をやりたいのか、何をやっているのか、分からなくなっていた。

とても、とても、つらかった。

こんな調子で個人の制作をしていたのではいつまでたっても中途半端なままではないかという危機感、会社の経営に関しての「ひと」についての悩み、体調不良、そこあたりのことが一気に重なったのが、原因だった。

最近は、ずっと、ずっと、そのことについて考えながら、この流れる日々を、なんとかやりすごしていた。

自分の体の大切な中身の、その中心の部分がしなびて、死んでしまっているような感覚だった。

僕は、つくることの歓びを、そして憂鬱を、忘れることができないのだろう、と思った。

だから、アート、デザイン、経営を続けようと、そう思った。

これからずっと、3つのことをやり続けることになる。

「器用貧乏」と散々言われた自分だが、これでいいのだろう、と、今のところは腑に落ちている。

  1. 個人としての作品の制作活動「PRIVATE WORK」
  2. CIALとして自分たちのプロダクトをつくっていく「CIAL PRODUCT WORK」
  3. CIALとして誰かの思想を社会に実装する「CIAL DESIGN WORK」

の、みっつである。

ぼくが、命の炎を燃やし続けることのできる場所。

いまは、このみっつ。それより多くもならないし、少なくもならない。

それが僕の、いちばん歓べるバランスなんじゃないかと、そう思った。

PRIVATE WORKのために、個人でアトリエを借りることにしよう。

PRODUCT WORKでは、自分たちでやる範囲はプロトタイピングまでで、製造はしないこととしよう。

DESIGN WORKでは、より良いものを生み出していくために、しっかりと料金表を設計して、より良い経営を目指そう。

さて、なんとなく、整理されてきたような気がする。

とにかく、つくり続けること。

来年の野望は、代表作と言えるようなものを、そのみっつで、ひとつずつ以上生み出すこと、かな。