生活の詩のようであり、社会への書簡のようなもの。

生あたたかい血の通ったcontributionを、貴方と、アフリカと、そしてわたし自身に優しく美しく届けれるようになりたい。

コーヒーの旅路ー1杯がテーブルに届くまで

この記事はコーヒーアドベントカレンダー1日目の記事です。

まだまだ空いてて僕が仕事ができなくなりそうなので誰か助けてください\(^o^)/

2日目は、埋まってなかったら多分また僕の記事になります。体力の続くかぎり...書き続けるぞ...ぞ...


収穫のことを書こうかなと思っていたのですが、なんかもっと概観的な話から始まったらなんか楽しそうやんと思ったので、コーヒーが僕たちのテーブルに届くまで、コーヒー豆がどんな気持ちで、どんな旅路を歩いてきているのかについて書こうかなと思います。

3年前くらいに1年間東アフリカのウガンダという国で農園の手伝いをしていたので、そのときの体験をもとにもしながらかけたらいいなと思います。

あんまりコーヒーのこと知らない人でも分かるようにかけたらいいなと思ってるので「そんなの知ってるわコラァ」ってまさかり投げないでくださいごめんなさい。

コーヒーの旅路

コーヒーは、4回つくられます。

  1. 栽培/収穫される
  2. 精製される
  3. 焙煎される
  4. 抽出される

の大きく4つの旅を経て、僕たちのテーブルまでたどり着きます。

1-1. 植えられる・栽培される

コーヒーは果実です。なので他の果物と同じように、木になります。

苗は、ちっこくて、かわいいです。

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http://www.restorationvillagefarm.com/wp-content/uploads/130813-Coffee-seedlings-just-before-planting.jpg

スペシャリティコーヒーと呼ばれてるような良質な豆を育てている農家では苗から自分で育ててるところも多いと思いますが、苗を育てて売る人は大体別にいて普通の農家さんは彼らから苗を買って自分の農園に植えてることが多いような気がします。

ワクワクしますね。

1-2. なる・収穫される

苗の状態から、花が咲いて果実がなるまでに、大体4~5年かかります。

コーヒーの花、めっちゃ美しいです。。。付き合いたい。。。

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http://francesdepontespeebles.com/blog/wp-content/uploads/2009/11/coffeeflower01.jpg

コーヒーの果実の見た目は、さくらんぼに似てる気がします。かわいいです。

僕の農園で育ててたやつは、こんな感じ。ロブスタでそんなに質はいいものじゃないですが、赤くて照れてるのかなって感じでかわいいです。(二回目)

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赤くなったら、熟れてるという合図なので収穫します。

僕の働いてた先のお父さんが「赤いのをとるんだよ、ほら、こういうの。こんな感じさ。」って見本を見せてくれた直後にガンガン緑のやつもとってたのを目撃しました、つらい。

2. 精製される

収穫されたコーヒーの果実から豆を取り出すところまで。

と言っても、ここにはいくつかバリエーションがあって、

  • ウォッシュト(ウェット/水洗式)
  • ナチュラル(非水洗式)
  • セミウォッシュト(半水洗式/ハニープロセス/パルプトナチュラル)

などがあります。

例えば、日本で売られてる良いコーヒーは、大抵ウォッシュト(ウェット/水洗式)と呼ばれてる精製方式が多いです。ウォッシュトは水を使って洗うので、コーヒーの味を損ねるような果肉や果肉と豆の間のヌメヌメするやつをきれいに落とせるので、クリーンでおいしいコーヒーを作りやすいのですね。

wet-process.jpg

http://www.bonaverde.com/mag/wp-content/uploads/2015/01/wet-process.jpg

Blue Bottle Coffeeを筆頭としたサードウェーブコーヒーとか呼ばれてるやつの中には、アフリカ産のナチュラルとかも多いイメージです。僕がいたところはナチュラルでしたが、ただ単に水洗式は結構な規模な施設が必要という理由で仕方なくナチュラルという感じでした。

ナチュラルはおいしいコーヒーにするのが難しそうです。

ということで、大抵の場合はここで船に揺られて海を越えて先進国まで運ばれます。大きな付加価値がつくのはこのあとの焙煎以降になってしまいます。かなしい。けど、仕方ないし、それはそれでいいところもあって、、いやこれ以上書くのはやめておこう。笑

パルプトナチュラル(ハニープロセス)という精製方法については以下の記事とかが非常に分かりやすくまとめてくださってました。コーヒー好きならこのブログはぜひ読んでください。。めっちゃいいです。。

amberbubbles.com

3. 焙煎される

ここで日本まで生豆(緑っぽいのでグリーンビーンズなんて呼ばれます)が届いたら、ロースターさんの手により焙煎されます。

焙煎、要するに焼いてます!焼いて初めて、一般に知られてるあの茶色の豆になります。初焙煎のときのやつ!

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4. 抽出

そして最後に、グラインドした豆を使って抽出します。抽出方法もたくさんあって、

などなど。

どれも底なし沼のように奥が深そうです。。

こうして、一杯のコーヒーが、僕たちのもとに届きます。

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ということで

ということでコーヒーアドベントカレンダー1日目の記事は、コーヒーの旅路の概観について書いてみました。

それぞれについて、もう少し掘り下げていくような記事もこれから書けたらいいなーと夢想しながら。。

2日目はまだ空いてるので、このままいくと僕(@totzyuta)が僕にバトンを渡します!笑

明日はなんか普通においしいドリップコーヒーの淹れ方とか書こうかな...!


2日目の記事です!

totzyuta.hateblo.jp